前回は『小学1~3年生の国語の教科書をきっかけに出会った本』を紹介しました。
今回は小学4~6年生編です!
改めて教科書を見返してみると、高学年になるにつれて紹介される本のジャンルもぐっと広がっていました。
物語だけでなく、ミステリーや詩、戦争など、子どもたちが少しずつ成長するのに合わせて、本の世界も広がっていくように感じます。
教科書に繋がっている実際に読んだ本や、印象に残っている作品を紹介したいと思います^^
▼小学1~3年生編はこちら

『白いぼうし』

『白いぼうし』は、教科書をきっかけに揃えた本です。
この作品が収録されているのは、あまんきみこさんの
『車のいろは空のいろ』シリーズ。
新装版 車のいろは空のいろ 白いぼうし (新装版 あまんきみこの車のいろは空のいろ 1) [ あまん きみこ ]
教科書に載っている『白いぼうし』以外にも、タクシー運転手の松井さんが登場する不思議で温かいお話がいくつも収録されています。
このお話も長男が音読の宿題で読んでいるのを聞きていて気になり調べると、以前も気になって本も購入した『きつねのおきゃくさま』と同じ作者さん『あまんきみこ』さんの作品。
他にもシリーズで出ていることを知り、長男も「続きがあるなら読みたい!」と、我が家では4冊セットを購入しました。
派手な冒険物語!ではありませんが、読んだあとに、心が少し温かくなるようなお話が多く、今でも印象に残っています^^
『友情のかべ新聞』からミステリー好きへ
教科書の中で他にも印象に残っている作品のひとつが『友情のかべ新聞』です。
仲の悪い二人が花瓶を割ってしまう出来事をきっかけにだんだんと仲良くなるお話で、ちょっとした謎解き要素もあり、後半には「そーゆうことだったんだ!」と読み進めた記憶があります。
(ただ、かべ新聞を仲良く作って終わり、ではない内容で予想と違うところが印象に残ってました)
そして教科書では、関連するおすすめ本としてミステリー作品も紹介されていました。
わが家も「謎解きもの」や「推理もの」のお話を読み始めたのも、この頃でした^^

『ミルキー杉山 名探偵シリーズ』
この本は、対象年齢は小学1・2年生くらい〜で、絵も多く読みやすいので、兄弟とも夢中になり、何冊も読みました。
「長い本はまだ苦手だけど、物語は読んでみたい」という子にも読みやすいシリーズだと思います^^
いつのまにか名探偵 (ミルキー杉山のあなたも名探偵) [ 杉山亮 ]
『おおどろぼうホッツェンプロッツ』で感じた兄弟の違い

教科書で紹介されていた本の中で、兄弟の違いを一番感じたのが
『おおどろぼうホッツェンプロッツ』 でした。
最初に読んだのは長男です。
でも「続きも読む?」と聞くと、「別の本がいい」と1冊目まででいいとのこと。
そこまでハマらなかったようでした。
だから私は、
「この本はもう読まれないかもしれないな」
と思っていました。
ところが数年後。
長男よりも読書が苦手だった次男が読んでみると大ハマり。
シリーズ2巻、3巻も欲しいと言われて買い足しました。
同じ家で育っていても“本との出会い方”や“ハマるタイミング”は、全然違うんだなと感じた出来事でした。
そして「もう読まないかも」と思っても、本棚に置いておいて良かったと思った一冊でもあります^^
大どろぼうホッツェンプロッツ改訂 (新・世界の子どもの本) [ オットフリート・プロイスラー ]
『チョコレート工場の秘密』

他にも長男が気に入ったのは、小学4年生の教科書で紹介されていた『チョコレート工場の秘密』です。
ジョニー・デップの有名な映画の原作で、元々映画は見たことがあって知っていたこともあり、絵があまりなくビッシリ字が多い初めての単行本だったのですが、すんなりと読み始めました^^
長男は5年生のタイミングで読み始めたのですが、こんなに字が多くて小さいと読めるかなと少し心配しましたが、とても面白かったからかスグに読み終えて、その後、何度も読むお気に入りの1冊になりました。
『おばけ桃が行く』
『ビリーと森のミンピン』
など同じ作者の作品も読むようになりました。
一冊好きになると、「同じ作者の本も読んでみたい!」につながることがあります。
これも読書の面白いところですね^^
チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダールコレクション) [ ロアルド・ダール ]
おばけ桃が行く (ロアルド・ダールコレクション) [ ロアルド・ダール ]
ビリーと森のミンピン (ロアルド・ダール コレクション 21) [ ロアルド・ダール ]
教科書から『宮沢賢治』の世界へ

『雪わたり』をきっかけに、他の「宮沢賢治」作品にも広がりました。
定番・王道の
『注文の多い料理店』と『銀河鉄道の夜』
も購入しました。
特に長男は『注文の多い料理店』が面白かったようです。
教科書のお話だけで終わらず「他の作品も読んでみたい」に結構つながることもあり、どの本を渡すのか迷っている時期は、有り難かったです^^
金子みすゞ『私と小鳥と鈴と』

金子みすゞさんの詩も印象に残っています。
実は我が家には以前から『わたしと小鳥とすずと』の童謡集がありました。
子どもたちはEテレの「にほんごであそぼ」が好きでよく見ていたので、この詩を自然と口ずさんでいました。
物語だけでなく、詩や言葉の美しさに触れるきっかけも教科書にはたくさんあって素敵だなと思います^^
『きつねの窓』が教えてくれたこと

高学年になると、楽しいお話だけではなく、少し切なかったり、考えさせられたりする作品も増えてきます。
『きつねの窓』もそのひとつでした。
小さい頃は「面白い!」「楽しい!」という本を選ぶことが多かった我が家ですが、
高学年になると、美しい言葉や情景、人の気持ちを想像する作品にもたくさん出会うようになりました。
そういう本との出会いもまた大切なんだなと思います。
教科書は本の入り口だった

改めて教科書を見返してみて感じたのは、教科書は勉強のためだけのものではなかったということです。
教科書を見返すたびに、知らなかった本との出会いがあって、改めて「もっと早く活用すれば良かった!」と思います。笑
冒険、ミステリー、詩、友情、歴史、生き方など、たくさんの本との出会いがありました。
教科書がきっかけで好きな作家さんが見つかったり、新しいジャンルに出会ったりしました。
本選びに迷ったときは、まず教科書を開いてみる。
そこに載っている作品や紹介されている本を見てみる。
そんな方法もおすすめです^^
そして、こうして本との接点を少しずつ増やしながら、
わが家ではもう一つ、毎日続けてきたことがあります。
次回は、朝の10〜20分でやっていた『朝の学習習慣』について、お話ししますね^^

